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2017/11/16
ドイツのラブグッズ展示会レポート
1ヶ月前のことですが、ドイツで毎年行われるヨーロッパ最大のラブグッズの展示会に行ってきました。
本当はすぐにブログにしたかったのですが、展示会は帰ってきてからが本番なので、なかなか時間がなく・・・。
少し遅くなってしまいますたが、今年の様子をお伝えしていこうと思います!
まず今回は、2つの展示会に行ってきました!
1つは去年も参加した、ハノーファーというメッセタウンで行われるB to Bの展示会。基本的にグッズのみです。
そしてもう1つは、首都・ベルリン(こういうの首都でやっていいんですね)で行われる、B to Cの展示会。こちらはかなり人気の展示会で、
毎年、グッズだけでなくAVメーカーさんや豊胸手術の病院、ラブグッズ女子会をオーガナイズしている企業さんなど、エロにまつわるあらゆる企業さんが参加しています。
さて、まずハノーファーの展示会ですが、今年は中国からの出展が増え、全体的にブースの数がかなり多くなっていました。1日では回りきれず、連日ブース訪問していました。
弊社が輸入代理店になっているSatisfyerやWe-vibeなどとのミーティングの他、新しいブランド探しが主な任務でした!
写真で展示会の様子を振り返ってみます!
dodil
一見普通のディルドですが、湯煎をすると素材が柔らかくなります。絞ったり、曲げたりして形が変えられるので、自分好みのディルドにできるんです。
mystim
ドイツのブランドです。低周波(電池の刺激!)で膣を刺激します。ちょっと不安になりますよね。
私も不安になりました。でも、身体には害はないそうです。
このブランド以外でも、電気系バイブが今年はちょこちょこ展示されていました。
BIOのローション、けっこう多かったです。
日本はそうでもないですが、ヨーロッパは健康志向は強いですからね。
自然成分配合などが好まれているようでした。
ハノーファーの展示会は全体的に落ち着いていて、来場者はビジネスマン/ウーマンばかりです。その他はブロガーさんとか?
商材はラブグッズですが、それを除けば普通の展示会と変わりません。
また、展示会は女性が多かったです。創業者が女性という企業もいくつかありました。
そのせいか、女性の社員さんとお話させていただくことが多かったです。
これはヨーロッパのラブグッズ市場と少し関係するところだと思います。
ヨーロッパは、男性向けのラブグッズも多いのですが(アナル系はすごいです!)、例えば、オナホは日本ほどメジャーな商品ではないです。
女性向けの方が一般的なようで、薬局なんかでも売っていました。こうした市場の影響か、女性社員さんが多いですね。
さて、こちらの方が気になっている方が多いのではないでしょうか。ベルリンで行われた展示会・Venus(ビーナス)。
超巨大施設を貸し切って、通常のVenusとキンキーVenus(SM系)が行われました。
今年一番の目玉は、VRだったのではないでしょうか。会場を入ってすぐにVRを体験する大きなブースがありました。
なんと、AVRの撮影もしていて(こちらの写真は掲載自粛します)、凄い人だかりでした。
会場にはヨーロッパ中のAV女優さん(と男優さん)がいらっしゃいました。
軽いお触りもOKだったので、ちょっと調子にのって触らせていただきました。
驚いたのが、なんだか皆さん自信ありげで、「私の美しいボディを触りなさい!」って感じなんですよね。
この仕事をしてると、ヨーロッパと日本の性文化の違いには度々驚かされますが、今回もそんな感じでした。
恥じらいゼロ。とってもフレンドリーで、私も楽しめました。こちらの罪悪感もゼロ。
さらに会場ではショーブースも。美しいショーがあちこちで行われていました。
とにかく熱気がすごかったです。
ショーブースだけでなく、グッズの展示会もあります。
ドイツ・ベルリンのラブグッズブランドのFunfactoryが新作のスクーンカップを発表していました。
Venusの方は人も多く、老若男女エロに集う!という祭典のような展示会でした。
ドイツはヌードやSMの文化が強い国だからでしょうか。
展示会以外でも、これぞ性に寛容な国!という一面が垣間見れました。
ドイツにはコンビニはないので、ネット通販以外では、コンドームは薬局か自販機で買うそうです。
自販機にはコンドームだけでなくバイブやアナルグッズまで売っていました。
FKKは従来のヌードカルチャーではなく、風俗店の店名みたいです。
こんな広告があること自体、驚きですね。
展示会だけにとどまらず、多岐に渡ったレポートでした。
来年も皆さんにこうした様子をお伝えできるように頑張ります。